弁護士 小此木清

 

弁護士 小此木 清

(群馬弁護士会所属)

♦ 経歴/昭和30年生まれ。
中央大学 法学部卒。
武蔵野大学講師、非常勤裁判官を務めた。

平成28年度群馬弁護士会長、群馬県大規模土地開発事業審議会会長、群馬県土地収用事業認定審議会会長を歴任。

令和2年、日弁連信託センター委員、令和3年現在、日本弁護士連合会副会長。

♦ 取扱分野/高齢者問題,相続・離婚問題につき、経験豊富。消費者訴訟(ココ山岡、群馬ゴールデン、VIV)や特養ホーム事件では弁護団を率いた。会社法務。高崎市市民後見人を養成、支援。

高齢者問題解決のための講演、セミナーを多数行っている。

弁護士 小此木清

弁護士小此木からのメッセージ

 

弁護士って何だろう?

法律を知りたいなら、六法を見ればわかります。法律どおりの当てはめをするなら、コンピュータの方がましです。間違いばかりする人間が法律を運用するのは、杓子定規でない人間的解決をしなければならないからです。例えば、契約書に記載したとおりの当てはめをしていては、弱者は救われないのです。

弁護士は、救済をするために、法律を活用します。弁護士とは、杓子定規でものを考えずに、人があるべき姿を取り戻す回答を導き出す弁護をする人なのです。

 

弁護士の業務は、依頼者の話を聞くことです。ただ、往々にして忙しさにかまけ、弁護士に必要な要件事実のみ、依頼者から聞き出そうとしてしまいます。これではいけません。相談時間は、依頼者の時間であり、弁護士の時間ではありません。依頼者が聞いてほしいことを真剣に聞くことです。反省しきりです。

 

弁護士の専門性

弁護士は、法律事務に精通しています。ですが、ただそれだけです。そこに依頼者と信頼関係を築き、相手方と渡り合うことができ、その上で社会性と柔軟性を持つ弁護士が専門家といえます。だからこそ、社会を見る目、人を見る目、事件を見る目を養わなければなりません。常にそうありたいと思っております。

 

弁護士法人龍馬の設立

弁護士法人龍馬は、高齢者問題解決の要となる事務所となろうとの目標を持っています。

高齢者問題は、任意後見・遺言・相続・遺産分割などに留まらず、高齢者の消費者被害・虐待・離婚・リバースモーゲージ・遺言信託・事業承継などの多様な法律問題を抱えております。

さらに、介護・高齢者医療制度という社会的問題とともに「私の四つのお願い」として個人の生き方の問題を取り扱わなければなりません。

 

弁護士法人龍馬は、高齢者問題を専門に取り扱う弁護士のみならず、成年後見に取り組む社会福祉士や司法書士の方々、認知症を専門とする高齢者医療関係者並びに同施設関係者の方々、相続・事業承継に精通する公認会計士、税理士の方々との連携協力の要となる事務所です。

 

それゆえ、高齢者問題は、継続的に業務を遂行する必要があり、法人化により達成することができます。弁護士法人龍馬は、高齢者となられる皆様はもとより、養護される家族の方々の幅広いご相談・要請に誠実に応えていく決意です。 

 

消費者問題

消費者問題を数多く扱っております。

消費者問題では、被害を受けた方が依頼者となります。

依頼者は、自分を卑下し、家族や周りの方から被害者でありながら非難を受けることが多々あります。

けれども、依頼者がだまされるのは、至極当たり前の出来事なのです。

だます方は、だますための舞台装置を設定し、だましにかかっています。

人のいい依頼者には、疑う術などありません。

 

私は依頼者に伝えます。

「失敗が問題なのではありません。肝心なのは、失敗した後の対処を間違えないことです。

泣き寝入りは、将来の自分を失うだけでなく、新たな被害者を作り出します。だから、闘ってほしい。元気になってほしいのです。」と…。

 

著名事件

・ 消費者訴訟(ココ山岡、群馬ゴールデン、VIV)

・ 特養ホーム事件において弁護団を率いる

 

趣味

・ ゴルフと水泳で気分転換

弁護士法人龍馬